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大阪金概況:上昇、金融緩和長期化で投資資金流入継続の見通し


大阪取引所金標準先物 21年6月限・日中取引終値:6636円(前日日中取引終値↑31円)

・推移レンジ:高値6653円-安値6621円

30日の大阪取引所金標準先物(期先:21年6月限)は上昇した。昨日のFOMCの結果やパウエルFRB議長の記者会見の内容などを受け、米国はじめ世界的な緩和政策が長期化し、金への投資資金流入が継続するとの見方から、金先物は買い優勢の展開となった。ただ、金先物は最高値近辺にあり利益確定売りが出やすく、上値追いにはやや手掛かり材料不足で、今日の金先物は上値の重い展開となった。なお、取引時間中に、金の国際調査機関ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)がまとめた20年4-6月期の世界の金需要が前年同期比11%減の1016トンとなったと伝えられたが金先物への影響は特には見られなかった。



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