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個別銘柄戦略:アドバンテスやネクソンに注目


3連休を控えた2日の米国市場では、NYダウが92.39ドル高の25827.36、ナスダック総合指数が53.00pt高の10207.63、シカゴ日経225先物が大阪日中比135円高の22315といずれも堅調だった。3日早朝の為替は1ドル=107円50-60銭(昨日大引け時は107.46円付近)。本日の東京市場では、6月雇用統計の上振れを好感した米株高を材料に買いが優勢となろう。村田製<6981>、アドバンテス<6857>、日本電産<6594>、京セラ<6971>といった電子部品セクターの主力銘柄のほか、トヨタ<7203>、ホンダ<7267>、コマツ<6301>、ダイキン<6367>など輸出株は総じて強含みが予想され、三菱UFJ<8306>など大手金融株もしっかとの展開となろう。上場来高値追いトレンドにあるニトリHD<9843>やシマノ<7309>にも買いが予想される。ただ、東京都が2日公表した新型コロナ感染者数が107人と政府の緊急事態宣言解除後で最多となったため、行動制限の再強化に対する警戒感がくすぶりファーストリテ<9983>、セブン&アイ・ホールディングス<3382>、OLC<4661>といった消費関連セクターは上値が圧迫されよう。一方、強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測されたネクソン<3659>、王子HD<3861>、三浦工業<6005>、アドバンテスト<6857>、福山通運<9075>、近鉄エクスプレス<9375>などに注目。

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