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マザーズ先物概況:小反落、デジタル行政や電子化が下支え


24日のマザーズ先物は前日比1.0pt安の1020.0ptとなった。なお、高値は1026.0pt、安値は1013.0pt、取引高は3706枚。本日のマザーズ先物は、寄付き付近は日銀が「金融市場は足元の実体経済に比べると高値」と6月の会合意見を公表したことで、投資心理が悪化しマイナスでのスタートとなった。その後、デジタル行政、電子化関連銘柄への物色の流れから、時価総額上位の弁護士ドットコム<6027>やAIinside<4488>などが上昇して先物をけん引し上げ幅を拡大した。しかし、お昼休み中に「小池都知事が今日のコロナ感染者は、かなりの数になると述べた」と報じられたことでリスクセンチメントが悪化し一時はマイナスに転じ、前日終値を挟んだもみ合いで推移した。ただ、それでも、その後に東京の新規感染者が55名と報じられたことで、悪材料の出尽くし感に繋がり、下げ幅を縮小し取引が終了となった。なお、コロナに関する報道後も時価総額上位のアンジェス<4563>の値動きは重く、先物の上値を抑える要因となった。

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