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米国株見通し:自律反発か、トランプ政権の支援策に思惑


(16時50分現在)

S&P500先物        2,760.62(+28.62)
ナスダック100先物   8,518.25(+86.50)


グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は1%上昇、NYダウ先物は200ドル高。欧州株高も波及する見通しで、今晩の米株式市場は買い先行となりそうだ。


21日の取引で主要3指数は大幅続落。ダウは一時23000ドルを割り込むなど軟調地合いとなり、前日比600ドル超安で取引を終えた。原油先物取引の混乱による市場心理の悪化で、エネルギー関連を中心に序盤から売りが先行。また、決算発表で業績悪化を示したコカ・コーラやアイビーエムなどの下げも目立った。前日まで買われていたアマゾンなどの利益確定売りも指数の下落に寄与している。


本日は自律反発の見通し。トランプ政権による中小企業の雇用対策などを盛り込んだ追加対策が23日にも下院で可決される公算で、買戻しの材料になりそうだ。また、原油安で収益の縮小が見込まれるエネルギー関連企業への公的支援も、地合いの悪化を和らげるだろう。ただ、原油在庫統計などを受け原油価格がさらに落ち込む事態となれば、前日からの戻りを抑制しそうだ。なお、今晩はアルコアやデルタ航空、AT&Tなどの決算発表が注目される。






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