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個別銘柄戦略:ラクスルや三菱地所に注目


週明け20日の米国市場ではNYダウが592.05ドル安の23650.44、ナスダック総合指数が89.41pt安の8560.73、シカゴ日経225先物が大阪日中比330円安の19310。21日早朝の為替は1ドル=107円60-70銭(昨日大引け時は107.85円付近)。本日の東京市場では、米原油先物価格の史上初のマイナス圏転落を嫌気して国際帝石<1605>やJXTG<5020>など石油関連株の急落が予想され、三井物<8031>、三菱商<8058>、住友鉱<5713>といった資源関連株も連れ安を強いられよう。また、原油安による産油国政府系ファンド(SWF)の換金売り需要の高まりからKDDI<9433>、JR東海<9022>、トヨタ<7203>など超大型銘柄にも売りが予想される。ただ、直近の相場では電子部品株を中心に旺盛な押し目買い意欲が窺えるため、ソニー<6758>、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>といった電子部品セクターの主力銘柄は下げ渋りが期待され、新型コロナウイルス治療薬への期待から富士フイルム<4901>などの個別物色も継続しそうだ。その他では、強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測されたいちご<2337>、ラクスル<4384>菱地所<
8802>などに注目。

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