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マザーズ先物概況:続落、新型コロナ不安による資金流出などで急速に失速


19日のマザーズ先物は前日比10.0pt安の546.0ptとなった。なお、高値は574.0pt、安値は528.0pt、取引高は7587枚。本日のマザーズ先物は、朝方こそ高く始まったが、新型コロナウイルスに対する不安が強く残るなか、急速に失速し結局続落となった。前日の米国市場では、新型コロナの新たな感染拡大が観測されるなか原油価格の急落などが投資家心理を悪化させ、NYダウは節目の20000ドルを割り込んだ。こうした背景がありながらも、本日の東京市場では、朝方の日経平均が高く始まると個人投資家心理も上向き、マザーズ先物も高くスタートした。しかし、新型コロナ不安によるファンドの解約が相次いでいるなどの声も聞かれ、売りが売りを呼ぶ動きに次第に拍車が掛かり、マザーズ先物は急速に失速していった。また、韓国株式市場でサーキットブレーカーが発動したことも投資家心理を悪化させたようだ。こうした流れから、3連休前のポジション調整売りも相まって、マザーズ先物は取引終了にかけて下げ渋ったものの、結局続落した。指数インパクトの大きいところでは、メルカリ<4385>とそーせい<
4565>が揃って13%超と大幅に下落したほか、サンバイオ<4592>も16%超と暴落した。

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