12日の日本国債市場概況：債券先物は154円35銭で終了

＜円債市場＞
長期国債先物2020年6月限
寄付154円53銭 高値154円76銭 安値154円11銭 引け154円35銭
売買高総計40309枚

2年　410回　-0.225％
5年　142回　-0.200％
10年 357回　-0.065％
20年 171回 　0.230％

債券先物6月限は、154円53銭で取引を開始。前日の米長期金利の上昇を受けて売りが先行し、154円11銭まで下げた。その後、トランプ米大統領の欧州大陸から渡航制限措置発表を受けたほか、財務省が実施した20年債入札が無難な結果になったことを好感して買いが優勢になり、154円76銭まで上げた。しかし、引けにかけては限月交代などに絡む売りが優勢になり、反落して引けた。現物債の取引では、2年債、5年債、20年債が売られ、10年債はもみ合った。

＜米国債概況＞
2年債は0.38％、10年債は0.70％、30年債は1.21％近辺で推移。
債券利回りは低下。（気配値）

＜その他外債市況・10年債＞
ドイツ国債は-0.79％、英国債は0.22％、オーストラリア10年債は0.76％、NZ10年債は1.00％。（気配値）

[本日の主要政治・経済イベント]
・19:00　ユーロ圏・1月鉱工業生産（前月比予想：+1.5％、12月：-2.1％）
・21:30　米・2月生産者物価指数（前月比予想：-0.1％、1月：+0.5％）
・21:30　米・先週分新規失業保険申請件数（予想：22.0万件、前回：21.6万件）
・21:45　欧州中央銀行(ECB)が政策金利発表
・22:30　ラガルドECB総裁会見
・02:00　米財務省・30年債入札



＜KK＞