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個別銘柄戦略:国際帝石や花王に注目


4日の米国市場ではNYダウが146.97ドル高の27649.78、ナスダック総合指数が46.03pt高の8566.67、シカゴ日経225先物が大阪日中比240円高の23340円といずれも反発した。5日早朝の為替は1ドル=108円80-90銭(4日大引け時点は108.61円付近)。本日の東京市場は米国株の反発を受けて、昨日売られた村田製<6981>や東エレク<8035>、太陽誘電<6976>など電子部品セクターの中核銘柄が買い戻されよう。ただ、円の対ドルでの下落が小幅にとどまっており、トヨタ<7203>など自動車株の上値は重そうだ。米長期金利の上昇から三菱UFJ<8306>など大手銀行株は強含みが予想される。注目はファーストリテ<9983>。昨日終値は5.2%安と急落し、日経平均を大幅に押し下げた。本日反転に向かえば全体の地合い改善を強く印象付け、ソフトバンクG<9984>など他の日経平均の高構成比銘柄にも買いが波及しよう。一方、強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測された国際帝石<1605>、花王<4452>、日本製鉄<5401>、日軽金HD<5703>、DOWA<5714>、ジャパンマテリアル<6055>、ダイキン<6367>、任天堂<7974>、京セラ<6971>、南海電<9044>などに注目。

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