マザーズ先物見通し：手掛かり材料難から狭い値幅での動きか

本日のマザーズ先物は、新規の手掛かり材料に欠けるなか、狭い値幅での動きにとどまりそうだ。前日の米国市場は、退役軍人の日で為替および債券市場が休場となるなか、株式市場は高安まちまちとなり、支援要因にはなりづらい。円相場は1ドル＝109円前後と円安傾向も一服していることも買い見送りムードにつながりそうだ。10月初旬から東京市場は、調整らしい調整もないまま、上昇してきただけに、市場では「息の長い上昇基調が続くためにも小休止は必要」との声が聞かれ、目先は整理場面が必要だろう。前日のNYダウの3日連続の史上最高値更新や、個人投資家による小型株への投資マネーシフトなどは引き続き支援要因になりそうだが、値動きが鈍れば当面の利益を確保する動きにつながりそうで、全般は小幅なレンジ内の動きのとどまりそうだ。上値のメドは870.0pt、下値のメドは860.0ptとする。

＜FA＞