マザーズ先物見通し：売り先行か、外部環境悪化でヘッジ売りなど

本日のマザーズ先物は、前日の米国株の大幅安などを背景に売りが先行しそうだ。前日の米国市場では、9月のサプライマネジメント協会（ISM）製造業景況感指数が市場予想を大きく下回り、景気減速への懸念からNYダウなどの主要株価指数が大幅に下落した。為替相場も1ドル＝107円台後半と円高方向に傾いており、投資マインドの悪化とともに、マザーズ先物には指数下落を見越した売りやヘッジ目的の売りが広がりそうだ。市場では「経済指標の悪化は先行き不透明感を強めかねない。本日は9月のADP全米雇用報告、明日は9月のISM非製造業景況指数、4日は9月の雇用統計と重要指標の発表が相次ぐため、これらを見極めるまでは動きづらい」との声もあり、売り一巡後は様子見ムードから下げ渋る可能性もある。上値のメドは860.0pt、下値のメドは845.0ptとする。

＜FA＞