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NY為替:ドル・円伸び悩み、米景気後退の可能性残る


22日のニューヨーク外為市場でドル・円は、106円64銭まで上昇したのち、106円32銭まで下落し、106円43銭で引けた。米連邦準備制度理事会(FRB)高官らのタカ派発言を受けたドル買いが優勢となったが、8月米製造業PMI速報値は50割れとなったほか、米国の長短金利が一時逆転したため、景気後退懸念が再燃しドル売りが優勢となった。

ユーロ・ドルは、1.1099ドルまで上昇後、1.1068ドルまで下落し、1.1080ドルで引けた。欧州中央銀行(ECB)公表の議事要旨で「利下げと国債購入策の組み合わせを協議」を受けて追加緩和観測が台頭し、ユーロ売りが再開。ユーロ・円は、118円22銭へ上昇後、117円82銭まで反落。ポンド・ドルは、1.2144ドルから1.2273ドルまで上昇。メルケル独首相は英国のEU離脱問題の解決策があると発言したことを受けてリスク回避のポンド売りは後退。ドル・スイスは、0.9845フランから0.9826フランまで下落した。



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