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243回目の誕生日を迎えた米国~投資の学校(高井ひろえ)


こんにちは、フィスコマーケットレポーター高井ひろえの「投資の学校の気になるレポート」です。投資の学校プレミアムの特別講師である戸松信博先生のコラムについて興味深い記事を見つけました。本日ご紹介するコラムは、戸松先生が書かれた『243回目の誕生日を迎えた米国』という記事です。本コラムでは先週の米国市場の動きを振り返っています。

先週4日は米国の独立記念日でしたが、米国にとってこの祝日はクリスマスや感謝祭と並び国全体が祝日モードになります。当然、米国市場も休場となるわけですが、先週の米国市場は6月末に行われた米中首脳会談の影響、6月雇用統計の発表などがあり、慌ただしさのある1週間でした。

まず独立記念日(7月4日)前日までの米国市場の動きについて振り返っています。『ファーウェイに対する禁輸措置の一部解除を含め、米中貿易戦争の一時休戦を好感して高く始まった米国株は、ナスダックが6日続伸し、3日(半日取引)終値は主要3指数が揃って過去最高値となりました』。そして3日の米10年債利回りは1.95%と、『16年11月の大統領選でのトランプ勝利直前の水準にまで下がっていました』と説明します。

祝日明けの5日(金)は『寄り付き前に6月雇用統計の発表があり、様相が一変しました』。これについて『市場予想を大きく上回る強い結果となったことで、これまで相場を支配してきた過度な利下げ期待が萎みました』と説明。これを受けて『ダウは一時200ドル超下げて開始しましたが、終値までにダウは43ドル安にまで戻し、週間では+1.21%の上昇です』と伝えます。S&P500、ナスダックも『週間+1.65%、+1.94%の上昇となり、ナスダック以外は週末終値としても最高値です』とのこと。また10年債利回りは『前日比+8ベーシスポイント急伸し、2.039%で終え先々週末比でも+3ベーシスポイント上昇しました』と伝えます。

これらの米国相場の動きについて戸松先生は『不安のある中でも、テクニカルには堅調に推移しているといえます』と話します。ですが『これまでにもトランプ大統領の発言など想定外の出来事によって相場が動いてしまうことが多々ありました』ということに触れ、最後に『刻々と状況は変わっていきますので日々の情報収集を行っていきましょう』と締めくくっています。

上記の記事の詳細コメントは、株式会社ファイナンシャルインテリジェンスが運営している「投資の学校プレミアム」の7月8日付のコラムである『243回目の誕生日を迎えた米国』にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

高井ひろえの「気になるレポート」は各種レポートを高井ひろえの見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合がありますので、ご留意くださいませ。

フィスコマーケットレポーター 高井ひろえ




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