大野芳政:アナリスト直伝!株価レーティングで1億円儲ける3つのコツ!(後編)【FISCOソーシャルレポーター】
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※2019年6月22日13時に執筆
(前編からのつづきです)
■上昇株を発掘する3つのコツ
株価レーティングや目標株価が引き上げられて株価が上昇することはよくありますが、ほとんどの場合は自動取引などによって瞬時に株価に反映され、寄り付きから買い気配になってしまうことが多くあります。無理に上値を追って買おうとすると、そこが天井だったということも多々あります。そのため、個人投資家の間ではアナリストレポートに対してネガティブな意見を持つ方も多いようです。
しかし、すべてが刹那的な上昇で終わってしまうわけではなく、中には全員参加型に発展し、短期だけでなく、中長期でも大きく上昇するお宝銘柄もあります。その違いはなんなのか?株価レーティングを15年以上、研究しつづけて発見した3つのポイントを紹介します。このポイントを踏まえて投資をすれば、「玉」と「石」を見分けることができるようになり確率は格段に高まります。
(1)株価レーティング引き上げの理由
値動きばかり見ていると、株価レーティングの引き上げ理由について関心が薄れがちですが、実は理由によっては、息の長い相場となることがあるのです。レーティングが引き上げられる際に記載されている内容は大きく見て2つあります。
1つ目は株価下落によりバリュエーションが割安になった場合です。業績拡大シナリオに変化がなくても、外的要因によるショック安などで株式市場全体が下落するケースや、同業他社の不祥事などでツレ安したときなど、ミスプライスが発生した時によく見られます。
またレポートで、業績面を評価しつつも、「株価が割高なため、レーティングは『中立』とする」という内容もよく見られます。普段からこうしたものをチェックしておき、全体相場が下落したときに押し目を拾っておけば、いずれアナリストが「割高感が薄れた」と判断し、レーティングを引き上げる可能性が高まります。
ただ、こうした理由によってレーティングが引き上げられた銘柄は、上昇がそれほど長く続かない傾向があり、待ち伏せ買いに成功した場合は利益確定を検討してもよいでしょう。
2つ目は業績拡大による場合です。一概に業績拡大といっても、短期的な話なのか、1~2年程度続くような中長期的な話なのか、また、市場が拡大しているのか、それとも新製品や新技術の開発など個別要因によるものなのか理由は様々です。
短期的な理由よりも、中長期的な理由の方が投資家にとっては夢や期待が膨らむため、株価へのインパクトは大きくなる傾向があります。
また、市場が拡大しているという理由は、アナリストが説明しやすく、投資家にとっても分かりやすいため、株価への織り込まれ方も早くなる傾向があります。逆をいえば、相場が早期にピークアウトし、高値掴みになりやすいともいえます。
息の長い相場が期待できるのは、中長期かつ個別の要因で業績拡大が予想される場合です。個別要因の場合、新製品や新製品で市場でのシェアを高めたり、場合によっては他の市場へ垣根を越えて販路を広げたりすることもあります。そうなると、業績への成長期待が一層高まり、思わぬ株価上昇につながることがあります。
ただし、多い時には数十ページに及ぶアナリストレポートをすべて読むのはとてもじゃありませんが、現実的ではありません。効率かつ時間をかけずに内容を把握するためには、レポートの見出しやリードと呼ばれる導入部分に注目します。
見出しやリードには、アナリストの主張したいことやレーティングの根拠などレポート内での重要なポイントが要約されています。ここでアンテナに引っかかるようなら、概要が記載されている最初の1ページ分だけでよいのでざっくりと読んでみましょう。アナリストが主張することに対する理由や根拠、背景が具体的に書かれていれば、それは質のいいレポートといえ、さらに信頼度は高まります。
ごくまれではありますが、何を主張したいのか、内容がはっきりしないレポートもあります。この場合、企業が何らかの開示や発表を予定しており、こうした書けない情報をアナリストが持っている可能性も考えられます。ただし、アナリストの表現が下手なだけの場合もあるので、注意は必要です。
(2)目標株価との乖離の大きさに注目
2つ目は、目標株価と現在の株価の乖離です。当然、目標株価が現在の株価より高ければ高いほどいいに決まっていますが、2倍近くになってしまうと逆効果になります。株価は刹那的に上昇しますが、短期で相場が終わってしまうことが多いからです。
レポートを見てみると、通常+10~20%程度の乖離が多いですが、中長期的なパフォーマンスが良いのは+30~40%程度です。また、+10%程度の乖離の場合でも、各証券会社が高い頻度で小刻みに目標株価を引き上げているものは、長期的な上昇が期待できる場合があります。
ここで注意が必要なのは、目標株価を算出するためのロジックです。通常、PER(株価収益率)やPBR(株価純資産倍率)、EV(企業価値)がEBITDA(営業利益+減価償却費)の何倍とされているかを表わすEV/EBITDAなどのマルチプル法、DCF法(ディスカウント・キャッシュ・フロー)などによって目標株価を試算することが多いですが、バブル期になるとそれでは説明しきれなくなるため、新たな指標が出てきたりします。実際、2004年~2005年の新興市場バブルでは、高PERだけど高成長を考慮すれば割安株であることを判断するPEGレシオで目標株価を算出するレポートが相次ぎました。
(3)アナリストの影響力
3つ目は担当のアナリストです。アナリストによっては鼻息荒い表現でレポートを書いたり、控え目に書いたりする方がいるなど多種多様です。アナリストによって癖を掴んでおくのも良いでしょう。例えば、いつも業績予想を控え目にしておいて、上方修正していく癖があれば、株価も上値余地があると考えることができます。またアナリストAがレーティングや目標株価を引き上げた後は、必ず他の証券会社のアナリストBが追随するというケースもよくあります。そのほか、強気なレポートを書くと株価は天井を付けることが多いアナリストなど逆指標となる方もいます。
それよりも重要なのは、そのアナリストがどのくらい機関投資家のファンを抱えているかです。私が株を始めたころ、とても人気のある外資系のアナリストがおり、そのアナリストが強気なレポートを書いたら数日連続でストップ高が続くことがありました。そのため、レポートがリリースされた当日の寄り付きからストップ高買い気配になるのですが、途中で値が付くことも多かったため、株価水準が高くても、構わず成り行きで買いを入れていました。
ぜひ参考にしてみてください。
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執筆者名:大野芳政
ブログ名:証券アナリストが考えたスマホでできるお手軽株式投資「トランプ式投資術」
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