個別銘柄戦略:AGCやリクルートHDに注目

22日の米国市場では、NYダウが100.72ドル安の25776.61、ナスダック総合指数が34.88pt安の7750.84と下げ、シカゴ日経225先物は大阪日中比50円安の21230円と小幅安。本日の東京市場は電子部品株の軟化が予想される。昨日は米中貿易摩擦への懸念が再燃して電機株の上げ幅が急速に縮小し、上値での売り意欲の強さを確認した。本日は村田製<6981>や安川電<6506>といった前日に小幅高となった中国関連株を中心に売りがやや優勢となろう。ただ、シカゴ225先物が小幅安に留まったように売り急ぐ展開とはなりにくく、電機など輸出セクターの低調な値動きを嫌ってNTT<9432>、三菱地所<8802>、リクルートホールディングス<6098>といった内需大型株に資金が向いやすい地合いは続こう。一方、強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測されたAGC<5201>、リクルートHD<6098>、SMC<6273>、ダイキン<6367>、アイシン精機<7259>、NTTドコモ<9437>などに注目。

＜US＞