東京為替：中国本土株安を意識してドル・円の上値は一段と重くなる可能性

8日午前の東京市場でドル・円は110円10銭台で推移し、上値の重い状態が続いている。中国本土株式は反落でスタートしており、日経平均は340円安で推移していることから、リスク選好的なドル買いは縮小し、リスク回避の円買いが増える可能性がある。中国本土株式が大幅安となった場合、リスク回避のドル売りは拡大する可能性がある。ここまでのドル・円は110円09銭から110円29銭で推移。
・ユーロ・円は、123円24銭から123円46銭、ユーロ・ドルは、1.1189ドルから1.1195ドルで推移している。

■今後のポイント
・米国の早期利下げ観測は後退
・中国人民銀行による金融緩和策
・米国は10日より対中輸入関税引き上げを25％に引き上げへ

・NY原油先物（時間外取引）：高値61.68ドル　安値61.43ドル　直近値61.65ド



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