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NY株式:NYダウ26ドル安、米中交渉への懸念広がる


米国株式相場はまちまち。ダウ平均は26.72ドル安の25887.38、ナスダックは9.47ポイント高の7723.95で取引を終了した。明日のFOMCでパウエルFRB議長が利上げに消極的な姿勢を示すとの見方から、買いが先行。ライトハイザー米通商代表部(USTR)代表やムニューシン米財務長官らが来週に米中交渉を再開することが報じられたものの、中国が米国の一部要求に抵抗していると報じられ、引けにかけて上げ幅を縮小する展開となり、ダウは小幅下落に転じた。セクター別では、半導体・半導体製造装置や自動車・自動車部品が上昇する一方で運輸や公益事業が下落した。

半導体のエヌビディア(NVDA)は技術カンファレンスを開催しており、最新のサーバー向け半導体がアマゾン(AMZN)やアルファベット(GOOGL)のクラウドプラットフォームで採用されることを発表し上昇した。一方で靴小売のDSW(DSW)は、18年度の調整後利益が予想を下振れ大幅下落。栄養ドリンクメーカーのモンスター・ビバレッジ(MNST)は、ウェルズファーゴが成長性に懐疑的な見方を示し軟調推移。鉄道のユニオンパシフィック(UNP)は、一部アナリストによる投資判断引き下げを受け売られた。

マーケット終了後に運輸・宅配のフェデックス(FDX)が発表した12-2月期決算は、売上高、一株利益ともに予想を下振れ、時間外取引で下落して推移している。

Horiko Capital Management LLC



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