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注目銘柄ダイジェスト(前場):ビーロット、パーク24、GMOPGなど



GMOPG<3769>:5130円(-690円)
急落。親会社のGMOインターネット<9449>が、保有する同社株式720万株、発行済み株式数の9.7%をSMBC日興証券に相対取引で売却すると発表している。SMBC日興証券では株式取得後に直ちに転売する予定としており、目先の需給懸念などが先行する展開になっているもよう。なお、引き続き、同社が重要な連結子会社の位置づけであることに変化はないともされている。


パーク24<4666>:2646円(-394円)
急反落。前日に前10月期の決算を発表、営業利益は225億円で前期比9.9%増益、先の観測報道通りの水準で着地となった。国内駐車場事業、モビリティ事業が順調に拡大した。一方、今期は226億円で同0.3%増にとどまる見通し。市場コンセンサスは260億円程度であったため、ネガティブなインパクトにつながっているようだ。なお、11月の月次動向では、国内駐車場事業は順調な推移が続く形になっている。


不二製油G<2607>:3745円(+10円)
続伸。SMBC日興証券では投資判断を「2」から「1」に格上げ、目標株価も3600円から4350円に引き上げている。米国業務用チョコ大手ブロマー社の買収に関して、成長機会をもたらす良質の資産を獲得できたとして評価を高めているようだ。同M&Aによって、収益構造の脱シクリカルが進むとみている。独自のコアコンピタンスを持ち、収益源を海外に拡大する成長銘柄の一角と位置づけへ。


ビーロット<3452>:1499円(+243円)
一時ストップ高。前日に業績予想の上方修正を発表、12月期通期営業利益は従来予想の25.1億円から32.8億円に引き上げている。販売用不動産の売却が相次ぎ、収益を押し上げたもよう。業績上振れも加わって、期末配当金も前期実績の19.5円から大幅増配となる50円に引き上げている。また、クオカード1000円分となる株主優待の実施も発表している。


エンバイオHD<6092>:622円( - )
ストップ安売り気配。連結子会社の関東ミキシングコンクリート(千葉市)が千葉県知事から17日に廃棄物処理業及び廃棄物収集運搬業の許可を取り消すとの行政処分を受けたと発表している。産業廃棄物の処分を許可なく他人に委託したとみなされたためという。エンバイオは行政不服審査法に基づく処分取り消しの審査請求を申し立てるとともに、処分の執行停止を求める予定。


大東建<1878>:15800円(+405円)
大幅続伸。発行済み株式数の9.43%に当たる700万株、868億円を上限とする自社株買いを発表している。取得期間は12月18日から19年の12月17日まで。これに伴って、4月23日に決議した143万株を上限とする自社株買いは中止、これまで72.3万株を取得していた。新たに発表した高水準の自社株買い実施で、当面の需給の下支え要因になるとの期待が先行する形に。


Shinwa<2437>:263円(-2円)
朝高後にマイナス転換。フィスコ<3807>及びネクスグループ<6634>、イー・旅ネット・ドット・コム(東京都港区)と業務提携契約を締結すると発表している。フィスコが配信するオンラインコンテンツに、Shinwa Wiseが有する美術品や骨董品、オークション情報などを載せることが可能になる。また、ネクスグループが持つブランドやワインに関する情報、イー・旅ネットの旅行企画などをShinwa Wiseの顧客に提供する。


田中建設工業<1450>:2650円( - )
公開価格(2400円)を7.1%上回る2570円で初値を付けた。82年2月設立。事業の内容は建築構造物の解体工事並びにそれに付随する各種工事の施工監理。19年3月期の営業利益予想は前期比42.0%減の7.30億円。第2四半期累計の実績は5.33億円。進捗率は約73%。前期の売上原価率を押し下げた大型高採算工事が19年3月期は見込まれないことから、反動で減益になると計画している。



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