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今日の為替市場ポイント:米経済成長や雇用改善への期待でドル買い継続へ


9月28日のドル・円相場は、東京市場では113円34銭から113円64銭まで上昇。欧米市場でドルは113円32銭まで下げた後に113円71銭まで買われており、113円69銭で取引を終えた。

本日10月1日のドル・円は、主に113円台後半で推移か。米国経済の持続的成長への期待や雇用改善の思惑は後退していないことから、リスク選好的なドル買い・円売りは継続する可能性がある。

先週9月28日の欧米市場では、この日発表された8月米耐久財受注速報値が市場予想を上回ったことや、日米が物品貿易協定(TAG)の交渉開始で合意したことから、リスク回避的なドル売り・円買いは縮小し、ドル・円は年初来高値圏で取引を終えた。

市場関係者の間では、新たな貿易協定が締結されても米国の対日貿易赤字が大幅に削減されることは期待できないとの見方が多いようだ。今回、協議が行われることとなった日米物品貿易協定(TAG)について、一部の市場関係者は「通商分野における日米の2国間交渉はこれまでも何度か行なわれており、日本はすでに外国製品輸入などに対する多くの障壁を取り除いているため、米国製品輸入の大幅な拡大につながる措置を新たに講じる余地は残されていない」と指摘している。

また、対日貿易赤字は米貿易赤字全体(今年1月−6月で約4181億ドル)の10%未満(約353億ドル)に過ぎないことから、トランプ米政権が対日貿易赤字削減に成功しても貿易収支の大幅な改善につながる保証はなく、経済政策的に妥当な策とは言い難いとの声も聞かれている。




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