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FOMC議事要旨では利上げの方向性が確認され、日経平均先物は小高く推移


23日の日本株は、小高く始まった後、狭いレンジでの株価推移を予想する。22日のNYダウは5営業日ぶりに反落し、前日比88ドル安の25733ドルで引けた。トランプ米大統領の元個人弁護士で、21日に選挙資金を巡る違反行為などの罪を認めたマイケル・コーエン弁護士が、トランプ氏がコーエン氏に罪を犯すよう指示したと主張したと伝わり、米政権運営にネガティブな影響がおよぶことが懸念された。

一方、22日に公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(7月31日~8月1日開催)では参加者が9月の利上げや、当面の利上げ継続を適切と思っていることが確認された。これらのことにより、日本時間23日8:20分現在のドル円は1ドル=110円54~55銭程度で推移している(22日の日本株取引時間帯は1ドル=110円前後で推移)。日経平均先物の夜間取引終値は日中取引終値より50円高い22370円となっており、まずはこの水準にサヤ寄せし、その後は±70~80円のレンジで推移すると思われる。

NYダウは下落したものの、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数は5日続伸し、前日比30ポイント(0.4%)高となる7889ポイントで取引を終えた。画像処理半導体のエヌビディアは前日比3.75%、動画配信のネットフリックスは1.90%上昇した。




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