東京為替：ドル・円は小動き、午後は10銭以下の値幅

　7日午後の東京市場でドル・円は111円30銭台で小動き。日経平均株価は堅調地合いを維持したまま取引を終え（前日比155円高）、株安を意識した円売りに振れやすい。ただ、材料ほぼ出尽くし感から積極的な売り買いは手控えられているもよう。午後以降は10銭にも満たない値幅となっている。

　午後3時に発表されたドイツの6月貿易収支は予想以上に黒字幅が拡大したが、輸出は前月比横ばいだった。また、6月鉱工業生産は予想以上に落ち込んだが、今のところ目立った反応はなく、欧州勢の本格参入待ち。

　ここまでの取引レンジは、ドル・円は111円23銭から111円43銭。ユーロ・円は128円60銭から128円74銭、ユーロ・ドルは1.1551ドルから1.1564ドルで推移。



＜KK＞