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まぐろどん:アナリストが教えるレーティング情報を使った短期上昇株発掘法【FISCOソーシャルレポーター】


以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家まぐろどん氏(ブログ「証券アナリストが考えたスマホでできるお手軽株式投資「トランプ式投資術」」を運営)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2018年7月22日13時 に執筆


株式市場では国内外の証券各社から毎日、多数のレーティング情報がリリースされています。具体的にはアナリストがファンダメンタル分析を基づいて個別株の企業価値を算出し、現在の株価に対する「割安・割高」から「買い・売り」などのレーティングを付与しています。

リリース直後は一時的に値動きが大きくなるため、こうしたレーティング情報を材料に売買する個人投資家も少なくありません。銘柄によっては、寄り付きが天井になってしまうこともありますが、いくつかの条件が合えば人気が継続するものもあります。

そこでレーティング情報を15年間、研究し続けた証券アナリストの「まぐろどん」が、リリース直後の値動きが一巡したレーティング情報から1~2週間程度の短期間で注目される銘柄を紹介します。

■三井化学<4183>
三菱UFJMS証券が7月19日に投資判断を新規に「Overweight(強気)」、目標株価を3870円としたことが伝わっている。レーティング公開をきっかけに株価は上昇したが、買いが続かずに寄り付き天井となる格好で失速。一見、値動きが弱そうに見えるが、実は一概にそうとも言えないと見ている。経験上こうした場合は、売り一巡後に直近の高値に再チャレンジし、ブレイクしたら一段高となることが多く見られるためだ。今回のケースでは、6月中旬以降形成中の2800~3000円程度のボックスを打破し、3200円程度が最初のターゲットとして意識されると考えている。

■IIJ<3774>
JPモルガン証券が7月20日に投資判断を新規に「Overweight(強気)」、目標株価を2700円としたことが伝わっている。レーティング公開後に株価は高く寄り付き、戻り売りに押されたものの、売り一巡後は徐々に持ち直す底堅い動きとなった。テクニカルポイントとなる200日移動平均線が2200円手前を推移しているため、売り圧力が強かったためだと考えられる。こうしたケースでは、足元のように株価がもたついているところは買いの好機になることが多く見られる。短期的に6月の戻り高値である2400円台を視野に入れた強含みの展開に期待される。


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執筆者名:まぐろどん
ブログ名:証券アナリストが考えたスマホでできるお手軽株式投資「トランプ式投資術」




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