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まぐろどん:アナリストが教えるレーティング情報を使った短期上昇株発掘法【FISCOソーシャルレポーター】


以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家まぐろどん氏(ブログ「証券アナリストが考えたスマホでできるお手軽株式投資「トランプ式投資術」」を運営)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2018年6月2日15時 に執筆


株式市場では国内外の証券各社から毎日、多数のレーティング情報がリリースされています。具体的にはアナリストがファンダメンタル分析を基づいて個別株の企業価値を算出し、現在の株価に対する「割安・割高」から「買い・売り」などのレーティングを付与しています。


リリース直後は一時的に値動きが大きくなるため、こうしたレーティング情報を材料に売買する個人投資家も少なくありません。銘柄によっては、寄り付きが天井になってしまうこともありますが、いくつかの条件が合えば人気が継続するものもあります。


そこでレーティング情報を15年間、研究し続けた証券アナリストの「まぐろどん」が、リリース直後の値動きが一巡したレーティング情報から1~2週間程度の短期間で注目される銘柄を紹介します。


東京エレクトロン<8035>

JPモルガン証券が5月28日に投資判断を「Neutral(中立)→Overweight(強気)」に、目標株価を2万3000円→3万5000円に引き上げたことが伝わっている。


レーティング公開後に株価は上昇するも、買いが続かずに失速するパターン。25日移動平均線を下回ったことで様子見の投資家も多いかもしれない。ただし、目標株価との乖離率は72%と大きく、押し目を狙っている機関投資家も多いと推測される。こうしたパターンでは売り一巡後に大きなリバウンドを描くことも多い。2万円手前を航行する200日移動平均線が接近するタイミングに注目される。


IHI<7013>

JPモルガン証券が5月30日に投資判断「Overweight(強気)」を据え置き、目標株価を5000円→5500円に引き上げたことが伝わっている。


レーティングによるインパクトは限定的で株価は弱含み。こうしたパターンは調整一巡後のリバウンドを狙うのが鉄則だと見ている。急速に切り上がる25日移動平均線が下支え役となり反発すれば、5月25日に付けた年初来高値にトライしに行く可能性が高いだろう。目標株価との乖離率が35%程度と大きいことも魅力だ。


旭化成<3407>

UBS証券が5月30日に投資判断を「Neutral(中立)→Buy(買い)」に、目標株価を1500円→1700円に引き上げたことが伝わっている。


レーティングがトリガーとなり、それまで調整基調だった株価は反発。25日移動平均線を前に一旦失速しているが、1550円程度までの戻りは十分視野に入る。さらに高値奪回となれば、買い戻しを巻き込んで一段高も予想される。ただし、1450円処を下回ってくると仕切り直しとなる可能性があるため要注意。

※速報はブログ『証券アナリストが考えたスマホでできるお手軽株式投資「トランプ式投資術」』にて掲載しています。

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執筆者名:まぐろどん
ブログ名:証券アナリストが考えたスマホでできるお手軽株式投資「トランプ式投資術」




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