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今日の為替市場ポイント:米長期金利低下を意識して円売り抑制も


10日のドル・円相場は、東京市場では109円63銭から110円02銭まで上昇。欧米市場でドルは109円94銭から109円32銭まで反落し、109円40銭で取引を終えた。

本日11日のドル・円は、109円台前半で推移か。低調な内容の米インフレ関連指標や米長期金利の低下を背景に、ドル売り・円買い地合いで推移している。日経平均株価の動きをながめ、主に109円台前半での推移が予想される。

海外市場では、予想を下回る内容となった米インフレ関連指標を受けて、米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げペース加速への思惑は後退。10日に発表された4月の米消費者物価指数(CPI)は前月から0.2%上昇し、変動の大きいエネルギーと食料品を除いたコア指数も0.1%の上昇にとどまった。また、米長期金利が低下したことも、ドル売り・円買いを促した。

他方、トランプ米大統領は10日にツイッターで、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長との米朝首脳会談を6月12日にシンガポールで開催すると発表。史上初となる米朝首脳会談では北朝鮮の非核化への道筋が焦点となる一方で、東アジアの安全保障情勢の重大な転換点となるとの期待感も広がっている。このため、北朝鮮をめぐる地政学的リスクへの懸念が後退し、ドルを下支えしている。本日の東京市場はこの流れを引き継ぎ、ドル・円は109円台前半で底堅く推移する展開が予想される。





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