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先物主導でのリバウンド、本格反転はハイテクと金融株次第に【クロージング】


18日の日経平均は4営業日続伸。310.61円高の22158.20円(出来高概算14億5000万株)で取引を終えた。17日の米国市場ではハイテク株主導の上昇となるなか、指数インパクトの大きい値がさ株が日経平均をけん引。断続的なインデックス買いによって寄り付き直後に22000円を回復すると、その後もじりじりと上げ幅を広げており、大引け間際には一時22194.11円と22200円に迫る場面もみられた。

米株高のほか、日米首脳会談で波乱はないとの見方や北朝鮮リスクが後退していることなどもあって、ショートカバーを誘う流れとなった。円相場が1ドル107円30銭台とやや円安に振れていることも安心感につながっている。ただ、先物主導のインデックス売買が日経平均を押し上げており、指数インパクトの大きいファーストリテ<9983>、ファナック<6954>、ソフトバンクG<9984>、テルモ<4543>がけん引する格好。

ワシントン・ポストが米朝首脳会談に向けてCIA長官が数週間前に北朝鮮を極秘に訪れ、金正恩朝鮮労働党委員長と会談したと伝えた。米朝首脳会談の準備が進んでいるとの見方から北朝鮮の地政学リスクが後退したことが、リスク選好の流れに向かわせたとみられている。また、足元で弱い動きが続いていたマザーズ指数がこう着ながらも2%近く上昇しており、利食いの流れが強まっていた中小型株の落ち着きも、一先ず安心感につながったようである。

日経平均は緩やかなリバウンドを続けており、22000円固めから22500円処が意識されてきている。ただ、今後本格化する決算を前に、ハイテクや金融株等への見直しに向かえないと、本格的なリバウンドは期待しづらいところ。次第に決算を手掛かりとした個別物色になりやすく、方向感を掴みづらくさせそうだ。



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