16日の日本国債市場概況：債券先物は150円87銭で終了

＜円債市場＞
長期国債先物2018年6月限
寄付150円87銭 高値150円89銭 安値150円84銭 引け150円87銭
売買高総計12676枚

2年　387回　-0.155％
5年　135回　-0.105％
10年 350回 　0.040％
20年 164回 　0.510％

債券先物6月限は、150円87銭で取引を開始。前週末の米英仏によるシリア攻撃が1度限りで終わったことで、地政学リスクへの懸念が後退し売りが先行、150円84銭まで下げた。その後、日米首脳会談を控えて貿易不均衡是正に絡む円先高観が根強い状況に、買い戻しがみられ、150円89銭まで上げた。現物の取引では、全年限で売りが優勢になった。

＜米国債概況＞
2年債は2.37％、10年債は2.85％、30年債は3.06％近辺で推移。
債券利回りは上昇。（気配値）

＜その他外債市況・10年債＞
ドイツ国債は0.54％、英国債は1.47％で推移、オーストラリア10年債は2.74％、NZ10年債は2.82％。（気配値）

[本日の主要政治・経済イベント]
・21:30　米・3月小売売上高（前月比予想：+0.4％、2月：-0.1％）
・21:30　米・4月NY連銀製造業景気指数（予想：18.6、3月：22.5）
・23:00　米・4月NAHB住宅市場指数（予想：70、3月：70）
・23:00　米・2月企業在庫（前月比予想：+0.6％、1月：+0.6％）
・01:00　カプラン米ダラス連銀総裁講演
・01:00　カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁が討論会に参加
・02:15　ボスティック米アトランタ連銀総裁講演（経済など）
・05:00　米・2月対米証券投資収支（1月：ネット長期有価証券+621億ドル）



＜KK＞