マザーズ先物概況：小反発、売り先行も日経平均の切り返しに連動し買い直される

9日のマザーズ先物は小反発。+5.0pt（+0.43％）高の1164.0ptで取引を終えた。高値は1166.0pt、安値は1148.0pt、売買高は536枚。本日のマザーズ先物は、6日のNYダウの大幅下落を嫌気し、日経平均が続落した流れを受けて、売り先行で始まった。しかし、為替が1ドル107円前後と円安傾向が続いているほか、米中の通商問題についても、貿易摩擦が当面の日本経済にとって大きな脅威にはつながらないと見始めている投資家が増えてきているとの指摘も聞かれ、売り一巡後は日経平均の戻りに連動する形で、マザーズ先物にも押し目買いが入ったようだ。ただ、マザーズ先物の出来高は539枚と少なく、米中問題の行方を見極めたいとする投資家が大半で、総じて様子見ムードに包まれていた。


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