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FP川畑明美:投資シナリオが必要な理由とは?【FISCOソーシャルレポーター】


以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家FP川畑明美氏(ブログ「たった6年で2,000万円貯めた確実な方法」を運営)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2018年4月5日12時に執筆

こんにちは、川畑です!私が投資の勉強を始めたのは、子どもが「中学受験をしたい」と言ったことがきっかけです。学費を調べてみると、とても貯金だけの貯蓄では間に合わないと感じ、金融商品の勉強を始めました。そして、たった6年で2,000万円とアパート1棟持つことができました!!!

是非、「お金を働かせる」方法を皆さんにも知ってほしいと思っています。今日は「投資シナリオが必要な理由とは?」について解説します。

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突然ですが、あなたは投資をする時「シナリオ」を考えていますか?性格的な向き、不向きはあるかもしれませんが、投資スタイル自体には「これが一番いい!」という明確な答えはありません。投資家のリスク容認度も違いますし株式投資の場合、長期と言っても10年保有するのか2〜3年保有するのでも選ぶ銘柄が変わってきます。

「お金は使うためにあるもの」ですから、何に使いたいのか明確にすることで投資シナリオも変わってきます。そこで、株式投資のシナリオを考える際には、「ディフェンシブ株」と「景気敏感株」を意識してみるのはいかがでしょうか?

景気敏感株とは、その名の通り「景気動向によって、業績が大きく変動する銘柄」です。鉄鋼、化学、紙パルプなどの素材産業や工作機械などの設備投資や輸出関連株です。

ディフェンシブ株とは、「景気の影響を受けにくい銘柄」です。医薬品や食品、電気・ガスなどの公共サービスなどの銘柄です。

不動産や国内の需要が多い小売業は、ディフェンシブとも考えられますが、中間的な銘柄と位置付けるといいと思います。

ディフェンシブ株は、景気の影響を受けにくいので、長期保有してもいいですね。一方、景気敏感株は、景気が良くなると値が上がりますのでそれを狙って比較的短期で売却して、利益を確保するイメージです(あくまでも基本的なイメージです)。

投資シナリオを考える時は、現状の経済を考えてみましょう。良くも悪くも日本株はアメリカ経済の影響を受けます。米中の貿易摩擦や為替の影響を考えると、景気敏感株は、今は保有の比率を下げると考えてもいいと思います。

まだ少し早い気もしますが、個人的にはディフェンシブ株も意識していいのでは?そんな印象があります。以前の記事で「長期投資するなら配当利回りを気にしてみる?」と書きましたが、ディフェンシブ株で、配当利回りが高く株価が下がっている銘柄があれば買ってもいいかな?と感じています。

いずれにしても、投資シナリオを考えるには、ディフェンシブ株と景気敏感株を意識すること。景気敏感株を保有している場合は比較的早く利益を取って売却することが重要ですね。

投資シナリオを作っていないということは、地図を持たずに、目的地を探すようなものです。シナリオと言っても、最初はなかなか精密に作るのは難しいと思います。

でも、はじめて行く場所の住所しか知らないよりも、手書きの地図でも「無いよりはあったほうが」目的地にたどり着く確率が高いですよね。それと同じように簡単なシナリオでも、無いよりは、ずっといいのです。それでは、また次回の記事をお楽しみに!


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執筆者名:FP川畑明美
ブログ名:たった6年で2,000万円貯めた確実な方法




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