まえはらけいこ:なぜ仮想通貨市場は暴騰と暴落を繰り返すのか?【FISCOソーシャルレポーター】
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※2018年1月18日23時 に執筆
仮想通貨市場は2017年6月から高騰を記録し続け、日本国内に多くの億り人といわれる新富裕層を誕生させました。リップル(XRP)やネム(NEM)といったアルトコインは10数倍にも高騰するなど、その繁栄は永遠に続くように思えました。
しかし日本時間2018年1月16日16時頃から仮想通貨市場は下落の動きを見せ、そこから2日間に渡って終わることのない大暴落を見せたのです。現在(2018年1月25日17時)はほとんどの通貨に買い戻しが入っている状態です。
なぜ仮想通貨市場は暴騰と暴落を繰り返してしまうのでしょうか?事実と私なりの考察を踏まえて解説をしていきます。
(1)仮想通貨に実体が存在しないため、将来的な期待度が価格を決定している
これまで存在していた全ての市場には、実体的に評価ができる投資対象が存在していました。
株式であれば企業、REITであれば不動産、為替市場であれば国家の経済力などです。また投資対象が市場価格以上に価値が高い場合や低い場合には、株式ならば「PBR(株価純資産倍率)」や「PER(株価収益率)」、不動産ならば「路線価」、「実勢価格」などを通して分析することができます。
しかし仮想通貨市場には評価に値する実体というものが存在しておりません。今後、仮想通貨のプラットフォームが世界的経済と密接に結びつき、私たちの生活に必要不可欠になった場合はある程度の分析・評価は可能になると思います。しかし現在の仮想通貨のプラットフォームはまだまだ実験段階であり、本当に社会の金融や情報のインフラとなるかはわかりません。
そのため、仮想通貨を評価する基準については「将来的な期待度」しか存在しないのです。
将来的に実需が高まりそうな仮想通貨は価格が高騰するという構造があるため、大企業の提携や銀行の試用試験などの発信が流れることによって、暴騰をします。その一方で仮想通貨の将来が危ぶまれる発表がされると将来の期待度に暗雲が立ち込め、暴落をしてしまうのです。
この傾向は、仮想通貨市場が実需を伴うものにならない限り続いていくでしょう。
(2)信用取引を行うデイトレーダーの存在
株式の場合は信用取引は約3倍という規制がありますが、仮想通貨はFXと同様に個人であれば25倍までの取引が可能です。
しかし仮想通貨市場のボラリティ(価格変動)は外国為替市場の比にならないぐらい変動します。外国為替市場の場合は1日に20%変動した場合は、歴史に残る1日になりますが、仮想通貨市場では50%近く変動するケースも珍しくありません。
現在の仮想通貨市場は一度高騰を始めると、信用取引を行っているデイトレーダーが資産を増やすために乗っかってくるため、価格が急騰します。その上にさらに一般のサラリーマン投資家なども参入するため凄まじいチャートを形成しているのです。
しかし価格が一度下落をし始めると、デイトレーダーは利益を確定し始め、下落のスピードは加速します。
その結果として市場は動揺し、奈落の底へ向かって急降下してしまうのです。
(3)仮想通貨市場を分析できる専門家が存在しない
仮想通貨は金融とITが合わさってできたフィンテック(Fintech)の申し子です。そのため、仮想通貨を正しく理解するには、金融の知識とITに関する技術の知識が求められます。
しかし、銀行や証券会社にいるアナリストは金融の知識はあってもIT分野には強くなく、ITエンジニアもまた然りといえます。
また判断材料となるものも存在しないため、マーケットの分析・解析もほとんど不可能といっても過言ではないでしょう。
仮想通貨の世界にはインフルエンサーと呼ばれる著名人がいますが、あくまでも彼らも本当に仮想通貨とマーケットに対して正しい知識を持っているかどうかと言われれば疑問が残ります。
仮想通貨市場は前述でも述べた通り、現在は「将来的な希望度」で市場が動いています。そのため、不透明な情報ソースやネガティブな噂で価格が大きく変動してしまうのです。
そういった情報に対して適切な意見を述べることができる「オーソリティー(権威者)」が増えない限りは仮想通貨市場の霧は晴れることはないでしょう。
仮想通貨市場で投資をする上で重要なことは?
仮想通貨市場は今後も暴騰と暴落を繰り返す可能性は非常に高いです。
しかし実経済に仮想通貨のプラットフォームが浸透するにつれて、徐々に市場は安定に向かっていくと私は予想しています。
そのため仮想通貨市場で利益を出すためには以下のことを重要視してください。
1.チャートによるテクニカル分析ではなく、ファンダメンタル分析を行う
2.リスクの高い信用取引は行わない
3.Twitterなどに流れる情報を懐疑的に見る
4.短期的な値上がりを期待しない
仮想通貨市場はまだまだ黎明期です。
今後の成熟に期待してリターンを考えていったほうが一般の個人投資家は無難と言えるでしょう。
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執筆者名:まえはらけいこ
ブログ名:貧乏女子 (´・ω・`)が毒姑から逃げるための仮想通貨ブログ
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