NY為替：米財務長官のドル安容認発言でドル全面安

24日のニューヨーク外為市場でドル・円は、109円58銭から一時108円97銭まで下落し、109円22銭で引けた。米国の保護貿易、ドル安政策への思惑がさらに広がり、ドル売りに拍車をかけた。また、この日発表された12月の中古住宅販売件数が市場予想を下回ったこともドル売り材料となったようだ。
ユーロ・ドルは、1.2350ドルから1.2415ドルまで上昇し、1.2408ドルで引けた。欧米金利差の縮小観測を受けたユーロ買い・ドル売りが活発となり、ユーロは対米ドルで2014年12月以来の高値圏まで上昇した。ユーロ・円は、135円57銭まで買われた後に135円03銭まで下落した。ポンド・ドルは、1.4149ドルから1.4241ドルまで上昇した。ドル・スイスは、0.9504フランから0.9427フランまで下落した。ユーロ高・ドル安の相場展開となったことから、リスク回避のドル売り・スイスフラン買いが優勢となった。



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