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個人投資家・株大臣福ちゃん:今年を振り返る!福ちゃん的2017年テーマ株総まとめ【FISCOソーシャルレポーター】


以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「株大臣福ちゃん」氏(ブログ「株大臣福ちゃんの株会議」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2017年12月16日8時に執筆

2017年も残り1か月を切り、株式市場でも1年間の締めくくりが行われようとしている。そこで、今回は2017年を賑わせた人気テーマ株を振り返っていきたい。多すぎても読みにくいので、5つのテーマ、厳選した合計10の注目銘柄で振り返っていくことにする。

〇2017年を代表するテーマ株が軒並み値上がり

2017年は、半導体関連、バイオ関連、EV関連、IoT関連など、様々なテーマ株が好調な1年だったともいえる。中でも後期は、満を持して日本に初上陸を果たしたスマートスピーカー、工場の生産を効率化するために使われる半導体などによるIoT関連が賑わいを見せた。

また国単位で注力している分野も目立っていた。働き方改革の中心でもある人材関連はもちろんのこと、安倍首相が衆議院選挙を皮切りに政策として掲げた、教育・子育て支援にも注目が集まった。

他にも自動運転車への期待からEV関連、リチウムイオン電池関連などが急騰する事も多く見られたのは記憶に新しい。

○2017年テーマ株総まとめ

◇スマートスピーカー関連銘柄

<3938>LINE
年初来安値:3,490
年初来高値:5,080

スマホ向けメッセンジャーアプリの「LINE」を運営している同社、LINE Pay登録アカウント数は3800万人突破するなど成長継続中で、独自のAIアシスタントを活用したスマートスピーカー「Clova Wave」も注目されている。このことからもスマートスピーカー関連銘柄として賑わいをみせた。また、年明けにはタレントの木村拓哉氏起用のCMも決まっており、来季展望としても期待している銘柄だ。


<6758>ソニー
年初来安値:3,333
年初来高値:5,410

言わずと知れた世界的な電機メーカーである同社。最近も12月9日にGoogle Assistantを搭載した独自のスマートスピーカー「LF-S50G」を発売したばかり。Google Play MusicやSpotifyなどの音楽サービスが同社独自の技術で楽しめることからも、スマートスピーカー関連銘柄として賑わいをみせた。こちらもスマートスピーカー人気によるシナジーで、期待できる銘柄だ。


◇人材関連銘柄

<2168>パソナグループ
年初来安値:752
年初来高値:1,994

人材派遣業界3位の実力を誇っており、委託・請負、人材紹介、再就職支援、アウトソーシングなど幅広く人材ビジネスを展開している同社。最近ではNTTグループの人材サービス会社を子会社化するなど、さらなる拡大を図っている。2017年は、国が掲げた「働き方改革」によって人材関連銘柄として賑わいをみせた。こういった背景からも、引き続き来期も注目できるだろう。


<6098>リクルートホールディングス
年初来安値:1,546
年初来高値:2,777

販促メディア事業、人材メディア事業、人材派遣事業などさまざまな事業をグループ企業によって展開し続けている同社。特に求人媒体は数多く存在し、2017年は「indeed」の高成長が続いている。人材派遣領域は国内・海外ともに好調で、人材関連銘柄として賑わいをみせた。最低でも2020年の東京オリンピックまで各企業において人材の確保は重要課題となっている。引き続き期待値は大きいだろう。


◇教育・子育て関連銘柄

<2749>JPホールディングス
年初来安値:241
年初来高値:415

保育園や学童クラブ、児童館といった子育て支援関連施設をいくつも運営しており、その施設数は全国に271施設も展開。子育て支援において大手として知られている。また同社は、日本郵政とも提携しており、郵便局にも保育所を運営するなどしている。現在国会では消費税増税についての争点が繰り広げられており、こういった背景からも、教育・子育て支援関連銘柄として賑わいをみせた。今後も、増税の使い道として幼児教育の無償化などが挙げられている事からも、さらなる期待ができるだろう。


<6189>グローバルグループ
年初来安値:1,492
年初来高値:2,493

保育所・児童館・学童保育の運営など子育て支援事業を主要事業として展開し、東京、神奈川、大阪で保育所・学童クラブの開設を推進している同社。従来の保育園での取り組みとは別に、さまざまな専門家がひとつのチームとして取り組む「チーム保育」を行っており、教育・子育て関連銘柄として賑わいをみせた。今後も教育や子育て支援を拡充させることを目指しているため、こちらも引き続き注目したい。


◇リチウムイオン電池関連銘柄

<4080>田中化学研究所
年初来安値:640
年初来高値:2,825

二次電池正極材料メーカーで、リチウムイオン電池用正極材料の製造に注力している同社。2015年には上昇率502.6%の急騰を見せるなどリチウムイオン電池関連銘柄として賑わいをみせた実績があるが、今年もEV自動車の開発が進められていく中で大きな上昇を見せた一年となった。環境汚染の改善も担っているEV自動車において、必要不可欠な存在となっていることから、2018年も期待度は大きい。


<7271>安永
年初来安値:1,125
年初来高値:3,800

エンジン部品や工作機械、ハイテク業界向け検査測定装置やワイヤソー等を手掛け、他にもエアーポンプなど環境機器事業も展開している同社。またリチウムイオン電池の寿命を延ばすための新技術を開発しており、今年は賑わいを見せたリチウムイオン電池関連銘柄の一角として株価を大きく上げている。実際には、リチウムイオン電池の寿命を12倍にまで向上させており、この技術力からもさらに今後期待の膨らむ銘柄の一つと言えるだろう。


◇半導体関連銘柄

<8035>東京エレクトロン
年初来安値:10,950
年初来高値:23,345

半導体製造装置大手で、世界トップシェアを誇っている製品を多数取り揃えている同社。海外の売上高比率は8割を超えており、半導体関連としては安定の企業でもある。半導体はIoTにとって必要不可欠な存在でもある事から、今年はIoT関連、半導体関連として大きく株価を挙げた。同市場は今後も成長が続いていくという見込みがあり、来期の展望としても注目できるだろう。


<6857>アドバンテスト
年初来安値:1,927
年初来高値:2,649

半導体製造装置メーカー大手として知られており、半導体テストシステムにおいて世界トップシェアを誇っている。特にメモリ向けに強みを持っており、海外の売上高比率は8割を超えている。こちらもIoT関連として不可欠な半導体デバイスの世界的メーカーということもあり、半導体関連銘柄として賑わいをみせた。今後も十分な需要拡大が見込める事から、引き続き成長株として期待は大きい。


〇2017年テーマ株・福ちゃん的総まとめ
2017年もさまざまな出来事とともに、株式市場でも色々なテーマ株が賑わいを見せてきた。特にIoT関連に関しては今後も大きく市場は拡大していくことが予想されており、期待値も大きい。2018年も引き続き関連銘柄に着目していきたい。

このほかにも様々なテーマ株における銘柄紹介をブログにて定期的におこなっている。検索サイトで「株大臣福ちゃんの株会議」と検索してもらって是非ともチェックして欲しい。

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執筆者名:株大臣福ちゃん
ブログ名:株大臣福ちゃんの株会議




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