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NY為替:ドル下げ渋り、米税制改革実現への期待残る


6日のニューヨーク外為市場でドル・円は、112円04銭から112円38銭まで上昇し、112円29銭で引けた。11月米ADP雇用統計、7-9月期非農業部門労働生産性などが市場予想を下回ったため、ドル売りが優勢となった。ただ、12月追加利上げ観測や税制改革実現への期待は残されており、ドル・円は底堅い展開となった。

ユーロ・ドルは、1.1824ドルから1.1781ドルまで下落し、1.1795ドルで引けた。欧米金利差の拡大観測を受けたユーロ売り・ドル買いが再燃。ユーロ・円は、133円56銭から132円26銭まで下落。トランプ大統領が正式にエルサレムをイスラエルの首都として認定したことを受けて中東和平が揺らぐとの警戒感が高まった。米国の政府機関閉鎖への懸念も残されており、リスク回避の円買いが優勢となった。ポンド・ドルは、1.3399ドルから1.3364ドルまで下落。英国と欧州連合(EU)の離脱交渉の進展がなく、ポンド売りが継続。ドル・スイスは、0.9877フランから0.9910フランまで上昇した。



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