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11時00分時点の日経平均は3日続伸、ソニーやファーストリテが買われる


11時00分現在の日経平均株価は22584.65円(前週末比45.53円高)で推移している。日本の3連休中には、米国でNYダウなどの主要株価指数が揃って最高値を更新した。10月ISM非製造業景況指数や9月製造業受注指数が市場予想を上回った。円相場は1ドル=114円台後半まで下落しており、本日の日経平均はこうした流れを受けて73円高でスタートした。寄り付き後は短期的な過熱感から伸び悩む場面も見られたが、一時22644.68円(同105.56円高)まで上昇して年初来高値を更新するなどおおむね堅調に推移している。

個別では、ソニー<6758>やファーストリテ<9983>が2%超上昇しているほか、トヨタ自<7203>、SUMCO<3436>、SUBARU<7270>などが堅調。ファーストリテは好調な10月既存店売上高がポジティブ視されている。安川電<6506>が3%超上昇するなどFA(工場自動化)関連銘柄の上げが目立つ。中小型株ではトーセ<4728>がゲームアプリの好発進を受けて商いを伴い急伸。また、ロジスネクス<7105>、愛眼<9854>、DTS<9682>などが東証1部上昇率上位に顔を出している。一方、神戸鋼<5406>が急反落しているほか、ソフトバンクG<9984>、任天堂<7974>、三菱UFJ<8306>、みずほ<8411>などがさえない。ソフトバンクG傘下の米スプリントは同業との統合交渉を打ち切ったと発表している。また、上期決算を発表した古河電<5801>が日本ライフL<7575>やフジミインコ<5384>などとともに東証1部下落率上位に顔を出している。

(株式アナリスト 小林大純)


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