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米国株見通し:週末の雇用統計控え、こう着感の強い相場展開に


S&P500先物 2571.50(-3.25) (19:40現在)
ナスダック100先物 6233.75(-7.00) (19:40現在)

19:40時点のグローベックスの米株先物はS&P500先物、ナスダック100先物は小安く推移している。また、NYダウは20ドル高程度で推移。欧州市場は小幅ではあるが、高安まちまちであり、やや下落している市場が目立つ。原油先物相場は小幅に上昇して推移。これらの流れを受けて、米株式市場はやや売り優勢の展開から始まろう。

1日の米株式市場はまちまち。10月ADP雇用統計が予想を上回る堅調な内容となり、買いが先行。その後はハイテク企業の決算を控え、利益確定の流れが広がり、ナスダックは反落となった。また、取引終了後にフェイスブックが発表した7-9月期決算は、一株利益、売上高ともに予想を上振れた。時間外取引で上昇して推移していたこともあり、この影響が注目されるところ。その後は週末の雇用統計を控え、こう着感の強い相場展開になりそうだ。

また、FRB議長人事に関して注目が集まりやすい。事情に詳しい関係者によると、ホワイトハウスはパウエルFRB理事に対し、2月に任期の切れるイエレン氏の後任として、トランプ大統領が同氏を指名する意向だと内示したと伝えられている。イエレン氏のFRB議長としての任期は終わりに近づいているようだが、FRB理事としての任期は残っており、理事にとどまる可能性なども関心が集まりそうである。金融政策への思惑等から、相場の変動要因になろう。



<KK>

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