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前場に注目すべき3つのポイント~第4次安倍内閣がきょう発足、政策期待も追い風


1日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

■株式見通し:第4次安倍内閣がきょう発足、政策期待も追い風
■外資系証券の注文動向:差し引き450万株の売り越し
■前場の注目材料:シャープ、8Kで病理診断、AI使い画像解析実証

■第4次安倍内閣がきょう発足、政策期待も追い風

1日の日本株市場は堅調な展開が見込まれる。10月31日の米国市場では、NYダウ、ナスダックともに上昇。1日のFOMC結果発表や下院の税制改革案に加えて、次期FRB(米連邦準備制度理事会)議長の発表や10月雇用統計など重要イベントが続くため上値は限られたが、緩やかな上昇となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比260円高の22210円と大きく上昇。円相場は1ドル113円60銭辺りと前日から円安に振れており、これにサヤ寄せする格好から、年初来高値を更新しよう。

決算発表が本格化しているが、ソニー<6758>、日東電<6988>が通期計画の上方修正を発表するなど、好決算の発表が相次いでいることが買い安心感につながる。また、第4次安倍内閣がきょう発足する。改めて「アベノミクス加速」といった政策期待が高まりやすいため、先高期待がより高まることになりそうだ。

日経平均は足元の小動きによって過熱感がやや和らいでいたこともあり、よりトレンドが強まりやすい。また、相対的に出遅れている中小型株への物色にも広がりがみられており、好需給環境のなかでの循環物色も意識されそうだ。

一方で米ニューヨーク・マンハッタンでのテロ発生など、地政学リスクへの警戒感から上値追いは限られ、いったん利益を確定する流れも意識される。買い一巡後は、好決算企業のほか、相対的に出遅れているセクターや中小型株へのシフトも意識されよう。

(株式部長・アナリスト 村瀬智一)


■外資系証券の注文動向:差し引き450万株の売り越し

朝の外資系証券5社経由の注文状況は、売り1330万株、買い880万株、差し引き450万株の売り越しとの観測。

10月 25日(水):280万株の買い越し
10月 26日(木):650万株の買い越し
10月 27日(金):620万株の売り越し
10月 30日(月):170万株の買い越し
10月 31日(火):510万株の売り越し


■前場の注目材料

・NYダウは上昇(23377.24、+28.50)
・ナスダックは上昇(6727.67、+28.71)
・ドル円は1ドル113円60銭-70銭
・シカゴ日経225先物(22210、+260)
・マザーズ指数は続伸、(1134.03、+4.89)
・NY原油は上昇、(54.38、+0.23)
・SOX指数は上昇、インテルやNVIDIAなど全般堅調
・米アップル堅調、「iPhoneX(テン)」の予約好調
・ソニー、ADRで11%超の上昇、通期予想を上方修正
・米10月消費者信頼感指数125.9(予想121.5)
・米10月シカゴ購買部協会景気指数66.2(予想60.0)

・シャープ<6753>、8Kで病理診断、AI使い画像解析実証
・神戸鋼<5406>、データ改ざん品安全検証、443社で「問題なし」
・ガイシ<5333>、設備投資、200億円追加、3年で、排ガスセンサーなど増産


☆前場のイベントスケジュール

<国内>
・特別国会召集、衆参両院本会議で首相指名選挙

<海外>
・10:45  中・財新製造業PMI(10月)  51.0  51.0




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