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NY株式:ダウ71ドル高、医薬品セクターに売りが広がる


26日の米国株式相場はまちまち。ダウ平均は71.40ドル高の23400.86、ナスダックは7.12ポイント安の6556.77で取引を終了した。欧州中央銀行(ECB)による段階的な金融緩和策縮小が発表され、欧州株が全面高。米国株も連れ高となった。複数の主要企業決算が好感されたほか、米下院で18年度予算案が可決され、税制改革への実現期待が一段と強まったことが好感されたものの、医薬品セクターに売りが広がり、上げ幅を縮小し、小動きとなった。セクター別では、商業・専門サービスや素材が上昇する一方で医薬品・バイオテクノロジーやメディアが下落した。

バイオ医薬品のセルジーン(CELG)は通期見通しを引き下げ、大幅下落。ネット小売のアマゾン(AMZN)が複数の州で薬局の開設許可を取得したことが報じられ、処方箋薬販売事業の競争激化からウォルグリーン・ブーツ・アライアンス(WBA)、ライト・エイド(RAD)、CVSヘルス(CVS)など医薬品小売銘柄が軒並み売られた。一方で、医療保険のエトナ(AET)はCVSヘルスによる買収観測が報じられ急騰。短文投稿サイトのツイッター(TWTR)は赤字幅が縮小し、大幅上昇。自動車大手のフォード(F)は決算内容が好感され、堅調推移となった。

ネット小売のアマゾンはマーケット終了後に7-9月期決算を発表、売上高、一株利益ともに予想を上振れた。時間外取引で上昇して推移している。Horiko Capital Management LLC

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