NY為替：ドル・円は一時114円02銭、米税制改革への期待でリスクオン

24日のニューヨーク外為市場でドル・円は、114円02銭まで上昇後、113円54銭へ反落し、113円93銭で引けた。良好な米企業決算や税制改革への期待でリスク選好の円売りや米債利回り上昇に伴うドル買いが観測された。その後、米税制改革案の成立が難航するとの見方が浮上したが、共和党保守派の間で次期FRB議長候補としてタカ派寄りのテイラー氏が有力であることが確認されたことから、ドルは底堅い展開となった。

ユーロ・ドルは、1.1754ドルから1.1793ドルまで上昇し、1.1761ドルで引けた。ユーロ・円は、134円19銭まで上昇後、133円78銭へ反落。ポンド・ドルは、1.3178ドルから1.3113ドルへ下落した。英国中央銀行による早期の利上げ観測が後退し、ポンド売りが優勢となった。ドル・スイスは、0.9871フランから0.9912フランまで上昇した。



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