マザーズ先物見通し：25日線水準での攻防か

本日のマザーズ先物は、25日線水準での攻防となりそうだ。米国市場における4-6月期GDP改定値が予想を上振れたことなどを受けて、直近でマザーズ先物をはじめとする中小型株を手掛けていた資金については、いったんハイテク株を中心とした主力処にシフトする展開が想定される。一方で、週末に控える米国の雇用統計発表を前に、相場全体の地合いとしては、積極的に上値を追いづらい地合いとなる可能性が高い。その中で、主力処のこう着感が強まってくると、中小型株物色への買い戻しを見込んだリテールフローが、マザーズ先物に買い戻しを入れてくる動きもみられよう。これらを受けて、マザーズ先物は25日線水準での強弱入り混じる動きとなりそうだ。本日の上値メドは1110pt、下値メドは1080ptとする。

＜SK＞