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米国株見通し:引き続き米政権運営の先行き不透明感が重しに


S&P500先物 2443.50(+2.00) (20:25現在)
ナスダック100先物 5860.25(+11.75) (20:25現在)

20:25時点のグローベックスの米株先物はS&P500先物、ナスダック100先物は小じっかりに推移している。また、NYダウは前日比25ドル安程度で推移。欧州市場は、小幅ながら全般上昇して推移している。原油先物相場は小幅に下落して推移しており、これらの流れを受けて、米株式市場はやや買い優勢の展開から始まろう。

23日の米株式市場は下落。トランプ大統領がメキシコ国境の壁建設に関する予算確保ができなければ、政府機関の閉鎖も辞さないと言及し、政権運営への懸念から売りが先行。北米自由貿易協定(NAFTA)破棄の可能性を示唆したことも嫌気され、終日軟調推移となった。

引き続きトランプ大統領発言による政権運営に対する先行き不透明感が重しになるだろう。一方で、カンザスシティー連銀が本日から開く経済シンポジウム(ジャクソンホール会合)が注目される。今年はECBのドラギ総裁が3年ぶりに参加する見込みである。この講演でECBがユーロ圏経済に対する自信を深めていることや、同経済の金融緩和策への依存度低下を示唆するとみられている。米イエレン議長については25日に講演を予定している。利上げ時期には踏み込まないのがメーンシナリオであろうが、ジャクソンホール会合への思惑が高まりやすい。ドラギ総裁がジャクソンホールで金融政策に関する新たなメッセージを発することはない見通しとも伝えられているが、一先ずある程度の期待感が先行しやすいほか、ポジション調整的な買い戻しから、底堅さが意識される可能性がある。



<KK>

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