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米国株見通し:過熱警戒しつつも強いトレンド継続か


S&P500先物 2476.25(+4.25) (16:15現在)
ナスダック100先物 5917.25(+19.25) (16:15現在)

16:15時点のグローベックスの米株先物はS&P500先物、ナスダック100先物は小じっかりに推移している。また、NYダウは40ドル高程度で推移。欧州市場は、小幅ではあるが全般上昇して推移している。原油先物相場は小幅に下落して推移しており、これらの流れを受けて、米株式市場は買い先行で始まりそうだ。

NYダウは25日線を上放れる格好で連日最高値を更新している。8営業日連続で高値を更新していることもあり、過熱警戒感は意識されやすいところ。一方で、FANG銘柄を中心にハイテク株の調整がみられており、ナスダックは調整基調で25日線辺りが意識されてきている。相場全体が買われている流れはなく、良好な需給状況であろう。雇用統計が予想を上回るも、利上げ観測は高まっておらず、過熱を警戒しつつも強いトレンドが続きそうである。

先週の雇用統計は好調な結果となったものの、FF金利の先物取引から算出される利上げ確率は9月まで6%、11月まで10%、12月まで39%、16年3月まで55%(4日時点)と年内利上げの可能性は織り込まれておらず、連邦準備制度理事会(FRB)の思惑と乖離が生じている。一方で、複数の連銀総裁は9月の連邦公開市場委員会(FOMC)でのバランスシート縮小開始を示唆しており、注目が集まりそうだ。なお、本日はセントルイス連銀総裁、ミネアポリス連銀総裁が講演を予定している。

なお、9月4日のレイバー・デーの祝日頃まで夏季休暇に入る投資家や市場関係者も多く例年、閑散取引となる時期だが、休暇を前後して一旦ポジションを手仕舞う動きが、相場全体の上値を抑える可能性があることに注意したい。



<KK>

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