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7月の「くりっく365」では 欧州通貨やカナダドルに注目


東京金融取引所(金融取)が手掛ける取引所為替証拠金取引「くりっく365」では、6月の取引数量は前月比8.3%増の240万4152枚。1日の平均取引数量も10万9279枚と前月比で増加したほか、月末時点の証拠金預託額は4433億円と前月比16.5億円増加した。取引通貨量では、米ドル、南アフリカランド、トルコリラの順となっており、南アフリカランドは6ヶ月連続で2位、トルコリラは3ヶ月連続で3位となっている。なお、くりっく365の口座数は80万口座を突破した。

一方、取引所株価指数証拠金取引「くりっく株365」では、6月の取引数量は前月比13.5%増の65万0150枚。1日の平均取引数量も2万9587枚と前月比では増加したほか、月末時点の証拠金預託額は511億円と前月比では31億円増加した。くりっく株365の月末時点の口座数及び証拠金残高は過去最高を更新しており、証拠金残高は500億円を超えている。

6月は、イングランド中央銀行や欧州中央銀行(ECB)、カナダ中央銀行が、早期利上げ観測及び緩和縮小の可能性を示唆したことから欧州通貨やカナダドルが上昇する場面が見られた。一方、米ドルはFOMCで追加の金利引き上げが実施されたものの、年内の利上げ実施への不透明感から買い手控えムードが強まった。なお、株式市場では、日経平均が年初来高値を更新したものの、高値圏でもみ合うなどやや手がけにくい格好となった。

7月は例年通りであれば、徐々に夏枯れ相場が意識されて売買は細る傾向にある。材料難の地合いとなり日本株は方向感に乏しい展開となる可能性がある。一方、上記にも述べたとおり、動きのある通貨は注目したいところだ。12日にはカナダ中央銀行が政策会合を開催するほか、イングランド中央銀行は12-13日、ECBは20日にそれぞれ会合が開催される。各中銀はまだ可能性を示唆しただけのため、今回の会合で一気に政策金利を動かすことはないと見るが、各中銀総裁がどのようなコメントを発するか注目されよう。次回会合につながるコメントとなれば積極的な売買が入る可能性もあることから、関心を高めておきたい。

(写真提供:東京金融取引所)



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