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【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家FP川畑明美:え? どうして円高になると日本株が下がるの?


以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家FP川畑明美氏(ブログ「たった6年で2,000万円貯めた確実な方法」を運営)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2017年6月15日15時 に執筆

こんにちは、川畑です!私が投資の勉強を始めたのは、子どもが「中学受験をしたい」と言ったことがきっかけです。学費を調べてみると、とても貯金だけの貯蓄では間に合わないと感じ、金融商品の勉強を始めました。そして、たった6年で2,000万円とアパート1棟持つことができました!!!

是非、「お金を働かせる」方法を皆さんにも知ってほしいと思っています。今日は円高になると日本株はなぜ下がるのか? について解説します。

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アメリカの政策金利の引き上げが決まりましたね。今回は、ほぼ利上げは確実と言われていたので大きな混乱もなく、NYダウも上がりました。政策金利の利上げがあると警戒されるのは、為替の値動きによる株価の変動です。もし、円高が進めば日本株が下落します。

え?
どうして円高が進むと日本株が下がるの?

円高が進むと日本株が下がるとは、正確にいうと日経平均株価が下がるということです。日経平均とは、簡単に言うと「東証1部の中から選んだ225銘柄の平均株価に修正を加えたもの」で日本経済新聞社が算出しています。

何が言いたいのかというと、この225銘柄は自動車株を代表とする「輸出企業」が多く占めています。つまり、円高になると輸出企業は、業績悪化が懸念されるということです。

どういうことなのか、例をあげて解説します。例えば、1ドル100円のときに、1ドルで販売していたお菓子を1ドル50円(円高)になったからと言って、2ドルで販売したら売れなくなりますよね。また、企業努力をして1ドル50円になっても価格据え置きで、販売したとしましょう。企業は、そのドルを日本円に変えて従業員のお給料にします。

仮に1ドル100円で1億ドルの売上があったとしましょう。この時点で円に換金すれば100億円です。ところが、円高になってしまい1ドル50円になると、この売上は50億円になってしまいます。

為替の影響で、お給料が半分になったら、日本の従業員は辞めてしまいますよね。つまり為替の影響で「輸出企業」の業績は、悪化してしまうのです。なので、円高が進むと「輸出企業」の株は売られ株価が下がります。

従って「輸出企業」の多い日経平均株価も下落するということなのです。ニュースを見ていると「今日は円高の影響で日経平均は値下がりしました」という表現は多いですが、ここまで解説してくれませんね。


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執筆者名:FP川畑明美
ブログ名:たった6年で2,000万円貯めた確実な方法



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