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米国株見通し:トランプ政権混迷への警戒感が売り圧力に


S&P500先物 2420.00(-15.25) (20:35現在)
ナスダック100先物 5673.50(-60.75) (20:35現在)

20:35時点のグローベックスの米株先物はS&P500先物、ナスダック100先物は軟調にに推移している。また、NYダウは80ドル安程度で推移。欧州市場は全般売りが先行している。原油先物相場は、小幅に下落して推移。このグローベックスの流れを受けて、売り先行の展開になりそうだ。

14日の米株式市場はまちまち。注目された米連邦公開市場委員会(FOMC)では、大方の予想通り政策金利が引き上げられた。イエレンFRB議長は、足元の物価上昇ペースの減速を認めた一方で、中期的なインフレ目標の達成には楽観的な見通しを示し、残り年1回の追加利上げ見通しを維持するなど、予想通りの内容だった。一方で原油先物相場が下げているほか、ハイテク株の戻りが続かなかったこともあり、イベント通過とは言え不安定な展開に。ワシントン郊外で共和党下院議員が負傷する銃撃事件が発生したことも嫌気された。

トランプ大統領がFBIにロシアによる大統領選干渉疑惑に関する捜査の一部を中止させようとした問題で、同疑惑の捜査を統括するモラー特別検察官が、司法妨害の疑いがあるとして情報機関高官から事情聴取を始めたと伝えた。トランプ氏が今回、自らも捜査対象になったことが明らかになり、政権混迷への警戒感も高まりそうだ。

その他、米国株のリード役であるフェイスブック、アマゾン、ネットフリックス、アルファベット(グーグル)の頭文字から「FANG」銘柄の底打ちがみられていないことも不安材料になる。欧州では英中銀が金融政策委員会の結果を発表しており、利上げ主張の委員が前回の1人から3人となり、利上げが早まるとの見方から、英ポンドが急騰しており、これを受けた欧州市場の弱い動きも不安材料になろう。



<KK>

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