10時35時点の日経平均は186円安、業種別では33業種が揃って下落

10時35分時点の日経平均は前日比186.98円安の18365.63円。TOPIXは前日比15.76pt安の1463.78pt。

業種別では33業種が揃って下落。下落率トップは前日比3.48％安で鉄鋼。その他、鉱業、石油石炭、非鉄金属、卸売などが上位に続いている。

東証1部の売買代金トップはトヨタ自<7203>。その他、東芝<6502>、任天堂<7974>、三菱UFJ<8306>、ソフトバンクグ<9984>、三井住友<8316>、みずほ<8411>、石川製作所<6208>などがランキング上位に続いている。

東芝<6502>は、半導体メモリー事業の売却を巡って、提携先の米ＷＤが独占交渉権を求める意見書を提出したと報じられている。第三者への事業譲渡を拒否する姿勢のようで、売却に影響が出れば立て直しが難航すると見られ、不透明感が高まっているもよう。また、12月の「特定建設業」の認可更新ができなければ、一部事業の継続ができなくなり、1兆円規模の売上を失う恐れがあるとの報道も懸念材料に。

値上がり率上位銘柄は、北の達人<2930>、サイゼリヤ<7581>、グリー<3632>、マニー<7730>、スター精密<7718>など。北の達人は前日比10％高に。

一方値下がり率上位は、インターアクション<7725>、セントラル警備<9740>、テクマト<3762>、日本無線<6751>、極東貿易<8093>など。インターアクションは前日比11％安となっている。


（株式アナリスト　若杉篤史）




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