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米国株見通し:市場の関心は雇用統計と米中首脳会談へ


S&P500先物 2353.25(-0.25) (20:20現在)
ナスダック100先物 5422.25(+0.50) (20:20現在)

20:20時点のグローベックスの米株先物はS&P500先物、ナスダック100先物は小動きに推移している。また、NYダウは5ドル高程度で推移。欧州はやや売りが先行している。また、原油先物相場は、上昇して推移している。

6日の米株式市場は上昇。米中首脳会談を見極めたいとする思惑から上値は抑えられたが、原油相場の上昇が好感される格好から、小幅ながらもNYダウ、ナスダックは上昇。

トランプ政権はシリアで化学兵器の使用が疑われる攻撃で多数の死傷者が出たことへの対抗措置として、巡航ミサイル「トマホーク」59発をシリアの同国軍施設に発射し、対シリア攻撃を行った。ロシアのプーチン大統領は、米国によるシリア空爆を非難し、「主権国家に対する侵略だ」と断じている。米・ロシアの関係等を不安視する向きもあろうが、グローベックスは落ち着いた動きをみせており、市場の関心は雇用統計と米中首脳会談の行方といったところのようだ。

雇用統計については前哨戦とされたADP雇用報告が大きく上振れたことから、市場の期待は大きいだろう。今後の利上げ回数を巡る議論が活発となる可能性がありそうだが、一方で金融引き締めへの警戒感が高まるようだと、上値の重しとなろう。



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