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連休明けはトランプ物色再燃に期待【クロージング】


22日の日経平均は続落。16.82円安の19427.67円(出来高概算18億7000万株)で取引を終えた。21日の欧米市場の下落影響から売りが先行すると、下落幅が一時100円を超える場面もみられた。しかし、下を売り込む流れにはならず、19400円を挟んでのこう着が続いた。午後は日銀のETF買い入れ期待もあったが、先回り的な買いのほか、3連休を控えて持ち高調整の売りも意識されるなか、こう着が続いた。ただ、大引けにかけては下げ幅を縮めており、小幅にとどまっている。

いよいよ来週は大納会を迎える。連休明けにより、改めて物色意欲が強まるかが注目されるところ。日経平均は続落ながらも小幅な下げにとどまっているほか、メガバンクの底堅い値動きをみると、トランプ政権に対する物色意欲の強さも窺える。参加者は限られようが、指値状況の薄い中、小さなエネルギーでトレンドが強まりやすい需給状況となる。

日経平均は続落となり、MACDなどのテクニカル指標は陰転シグナルを発生しており、やや調整ムードが強まりやすい。しかし、続落は幾度もあるが、3日続落となると7月22日~26日となる。5ヵ月ぶりの3日続落というよりは、連休明けは買い先行が意識されやすく、高値もち合いからの上放れに期待したいところであろう。



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