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今日の為替市場ポイント:欧米株安などを意識してリスク選好的なドル買い一服も


21日のドル・円相場は、東京市場では118円07銭から117円40銭まで下落。欧米市場でドルは一時117円11銭まで売られたが、117円87銭まで反発し、117円55銭で取引を終えた。


本日22日のドル・円は、117円台で推移か。欧米株安や米長期金利の低下を意識して、目先的にリスク選好的なドル買い・円売りはやや抑制される可能性がある。


トランプ次期政権の政権移行チームによると、トランプ次期米大統領はホワイトハウス内に「国家通商会議(National Trade Council)」を新設し、責任者にエコノミストのピーター・ナバロ氏を指名した。複数のメディアが報じた。報道によると、国家通商会議は製造業の立て直しが主な目的となるようだ。


市場関係者の間から、「ナバロ氏はトランプ氏の考えに強い影響を及ぼしている経済学者の一人」との声が聞かれている。ナバロ氏は、「米国は強硬姿勢で中国との通商交渉に臨むべきであり、中国国内での知的財産権侵害に対しても厳しい態度で対応しなければならない」との見解を示している。同氏は中国からの輸入品に高率の関税を課すことも提言している。


なお、一部の市場関係者によると、トランプ次期米政権は輸出増加と輸入削減の組み合わせによって年間5000億ドル規模の貿易赤字を大幅に圧縮することを計画しているもようだ。貿易赤字の大幅な削減によって賃金総所得は増加し、法人所得も増加することから、税収増が期待できる。それゆえに、大規模な減税を行っても税収が減ることはないとトランプ氏は想定しているようだ。





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