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個別銘柄戦略:フィンテックやバイオ関連への見直しに注目


市場の関心は日銀の金融政策決定会合となろう、昨日は決定会合を控え、持ち高調整の動きもあった。しかし、下を売り込む流れにはならず、円相場が円高に振れるなかでも底堅さが意識されていた。金融政策決定会合は現状維持が見込まれている。しばらくは長期金利上昇を抑制することで金融緩和効果を強めることを優先するとみられている。日米金利差を背景としたドル高・円安がさらに進む可能性があるため、結果を受けた為替動向が注目されるところ。

一方で決定会合後の円安基調が鈍るようだと、海外勢のクリスマス休暇が意識されるなか、個人主体の材料株に資金がシフトしやすい。新興市場の中小型株の出遅れ感なども意識されており、物色対象の変化を意識しておく必要がありそうだ。出遅れテーマとしてはブロックチェーンなどフィンテック関連のほか、バイオ関連などに見直しが入りやすい。



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