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NYの視点:米4月ISM製造業景況指数は関税の影響を示唆、雇用統計では製造業雇用減速を想定


米国の4月ISM製造業景況指数は48.7と3月から低下し、2カ月連続で景況感が悪化。新規受注は改良を見せつつも依然活動縮小を示唆する水準である50以下にとどまり、雇用も改善したが縮小圏内。仕入れ価格は上昇し、高水準を記録。生産、輸出、輸入が低下したことから、政府の通商政策、特に関税が影響を与えた可能性が指摘されている。受注の弱さと生産の鈍化から、4月の雇用統計では製造業雇用の減速が予想される。特に輸入は関税発動前に加速したことから、今後の製造業活動への影響が注視される。

*07:43JST NYの視点:米4月ISM製造業景況指数は関税の影響を示唆、雇用統計では製造業雇用減速を想定 全米供給管理協会(ISM)が発表した4月ISM製造業景況指数は48.7と、3月49.0から低下し昨年11月来で最低となった。2カ月連続で活動の縮小となる50を割り込んだ。予想は上回った。重要な項目となる新規受注は47.2と、3月45.2から低下予想に反し上昇し、指数全体を支援した。また、雇用も46.5と、3月44.7から低下予想に反し上昇。ただ、新規受注や雇用が改善もいずれも依然50割れで活動の縮小圏となっている。

仕入れ価格は69.8と、69.4から上昇し2022年6月来の高水準。予想は下回った。生産が一段と低下、輸出や輸入も低下し、政府の通商政策の影響が見られる。輸入は23年末以来で最大の低下を記録した。4月の関税発動前に輸入が加速していた証拠となった。

弱い受注、生産の鈍化で4月雇用統計では製造業雇用の減速が予想される。

■4月ISM
総合景況指数:48.7(3月49.0)
新規受注:47.2(45.2)
仕入れ価格:69.8(69.4)
雇用:46.5(44.7)
生産:44.0(48.3)
受注残:43.7(44.5)
入荷遅延:55.2(53.5)
在庫:50.8(53.4)
新規輸出:43.1(49.6)
輸入:47.1(50.1)





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