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NYの視点:米3月景気先行指数は予想以上に低下、今後の成長減速を示唆


3月の米景気先行指数は、前月比で予想を超える-0.7%の減少を記録し、連続4カ月で減少しました。この減少は、消費者の期待感の悪化、株式市場の不振、製造業の新規受注減少が要因です。コンファレンスボードは、これが今後の経済活動の鈍化を示しているとしながらも、景気後退が始まったという兆候はないとしています。予測されるGDP成長率は1.6%に引き下げられ、貿易戦争の影響でインフレやサプライチェーンの混乱、消費や投資の減速が懸念されています。トランプ大統領はFRBに利下げを要請し、年内に4度の利下げが見込まれています。

*07:39JST NYの視点:米3月景気先行指数は予想以上に低下、今後の成長減速を示唆 コンファレンスボードが発表した米3月景気先行指数は100.5と、前月比-0.7%と、2月-0.2%から予想以上に悪化し、4カ月連続のマイナスとなった。過去39カ月間で36カ月間がマイナス。

コンファレンスボードは、この結果が今後の経済活動の鈍化を示唆しているとし、3月の指数は、3つの項目に押し下げられたと指摘。関税発表を前に経済を巡る不透明感が増大した。

1.消費者の期待が一段と悪化。2.株式相場が月ベースで2022年来の大幅な下落を記録。3.製造業の新規受注の鈍化、を挙げた。

同時に、データは景気後退が始まった、または、始まることを示唆してはいない。コンファレンスボードは2025年の国内総生産(GDP)成長見通しを1.6%に下方修正。潜在的な水準を下回る。貿易戦争の深刻化により、インフレが再び高まりサプライチェーンが混乱、さらに、投資、消費の減速や労働市場の鈍化につながる可能性が成長見通し引き下げにつながったと説明した。

トランプ大統領は連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長に速やかな利下げを要請している。市場は年内4回利下げ予想を維持している。ドルの上値の重い展開が続く可能性があるものの、データを睨み神経質な展開が予想される。

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