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NYの視点:米2月耐久財はQ1GDPにプラス寄与を示唆、インフレ高止まり懸念がくすぶる


米商務省が発表した2月の耐久財受注速報は前月比+0.9%で、2カ月連続の増加を示しました。特に、輸送用機器を除いた耐久財受注も+0.7%と予想外の成長を見せ、国内総生産(GDP)の指標となる非国防出荷・資本財も+0.9%と改善しました。これにより、1月から3月にかけてのGDPにプラス寄与する見通しです。しかし、インフレ高止まりへの懸念が残ります。セントルイス連銀のムサリム総裁は、関税によるインフレの影響が続く可能性を指摘し、インフレ期待の上昇により金利が長期的に高止まりする可能性を示唆しました。ゴールドマンサックスも、インフレ期待の影響で今年の利下げは難しいとの見方を示しています。

*07:52JST NYの視点:米2月耐久財はQ1GDPにプラス寄与を示唆、インフレ高止まり懸念がくすぶる 米商務省が発表した2月耐久財受注速報値は前月比+0.9%と、予想外に2カ月連続のプラスとなった。輸送用機器を除いた同月耐久財受注速報値は前月比+0.7%と、1月+0.1%から予想以上に伸びが拡大し、22年3月来で最大。国内総生産(GDP)の算出に用いられる航空機を除いた非国防出荷・資本財速報値は前月比+0.9%と、1月-0.2%からプラスに改善し昨年1月以降ほぼ1年ぶり最大の伸びを記録し、1-3月期のGDPにプラスに寄与する。

本年の連邦公開市場委員会(FOMC)投票権を有するセントルイス連銀のムサリム総裁は関税によるインフレが一時的な影響にとどまるかどうか明確ではないとし、第2次的な影響が出た場合、金利を従来想定されているよりも長期にわたり維持する可能性に言及。インフレが2%目標以上で高止まり、または、一段と上昇する可能性を警告し、インフレ期待の安定の重要さを強調した。ゴールドマンサックスはインフレ期待の上昇が今年の利下げ実施への障壁を高めると指摘。景気見通しの改善やインフレ高止まり懸念でドルも下げ止まる可能性がある。

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